子供の育毛と体温
成人で体内温度が37.23度、ワキの下の平均温度が36.22度以下の人は低体温に要注意です。子供の場合は+0.5〜1.00度高めが普通ですが、最近の学校医師の報告によると、低体温症の子供さんが多く見受けられ、体に及ぼす影響を心配する声が増えています。
私どもに毛髪相談に見える子供さんの症状は、毛髪以外に、肩こり、首こり、イライラ、頭痛、風邪を引きやすく体力が弱い、睡眠が短い等、低体温からくる症状が多くみられます。
低体温とは
水は冷えると氷になります。低体温は身体の新陳代謝、臓器、組織の機能低下を招きます。すべての代謝機能が減退し老廃物が大量に作られ、アレルギー、湿疹、頭痛、神経症、近視、風邪など様々な病気の原因となります。
身体が冷えて低体温になると血の巡りが悪くなり、身体の隅々に酸素や栄養素を運ぶ血液や水分代謝(リンパ液)の働きが落ち、免疫力が低下して老廃物の処理が滞り、体内酵素(触媒、分解、合成、解毒)の働きも低下するので、低体温はすべての病気の根底と言われています。
また低体温によって下記のような症状にも繋がります。
1.身体の体温が低下することによって、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを崩し、ストレスや船酔いの原因にもなります。
2.体内の熱が表面へでてしまい、身体の中が冷え、手足のほてりに繋がります。
3.代謝も悪くなり、脂肪が完全燃焼できないため肥満の原因になります。
子供の場合はコレステロールや脂肪が燃焼できなくなります。
体温が一度低下すると
1.体内酵素の働きが50%低下し栄養の消化能力だけでなく、エネルギー生産力も低下します。
2.免疫力が37%低下し、風邪や色々な病気にかかりやすく治りにくくなります。
3.基礎代謝量が12%低下し1日に 200〜500Kcalの消費量が低下し、1ヶ月に体重が1〜2Kg増える計算になります。
4.ガン細胞は低温を好みます、特に35.0度を最適温度とし、39.3度で死滅します
子供の毛髪への影響
体温が36.22度以下の場合は毛根に影響が現れてくる場合が多いといわれています。
■栄養障害
■血行不良
■化学物質汚染過多
■神経性の兆候が現れ、抜け毛、細毛、薄毛、白髪に繋がりやすいといわれています。
最近、学校での視力検査で角膜の老化が小学生に増えています。ストレスは「体と心をすり減らす」ことですが、子供にストレスが原因の症状が増加しています。
気・血・水のバランスで低体温を改善
1.身体を温める食べ物(陽性食品) 色 赤・黒
根菜類(ゴボウ、ニンジン、レンコン、山イモ)
ネギ、玉ねぎ、ニラ、ニンニク、ショウガ、朝鮮人参
ちりめんじゃこ、梅干、味噌、肉類、魚介類、チーズ
2.身体を温めるために効果的なこと
入浴及び温泉浴、サウナ、運動、日光浴
3.大いに笑う
笑うことで「免疫のバランス」を正常にする副腎皮質ホルモンの働きが活発になり、
免疫が活性化して体温を上げるといわれています。
アレルギーは、水分を多く含み身体を冷やしてしまう陰性食品を取りすぎるためおこります。
陰性食品を取りすぎると体内が冷え、水毒状態になります。そうなると身体は水分を外に出 して、体温を取り戻そうとします。この取り戻そうとする状態が長く続くと骨折しやすくなり、また近視や成人病にもなりやすくなります。
低体温の改善法について詳しくはメールsoudan@aikei-yakuhin.co.jpか電話でお問い合わせください。