男性型脱毛症の改善
男性型脱毛症が治りにくいことは事実です。
しかし、下記のような条件がそろえば改善することができます。
1.薄毛の原因をしっかりと調べる。(最低でも6つ以上あります)
2.的確な育毛手当法を組み立てる。
3.正しいシャンプー、育毛剤の使い方を実行する。
4.根気よく続ける。
5.症状や進行度によっては、専門家の施術を定期的に行う。
男性型脱毛症は中途半端な手当や自己流、簡単な手当では治りません。
男性型脱毛症を改善するには、専門家に状態を詳しく見てもらい、しっかりとした育毛手当法を組み立ててもらわなくてはいけません。
症例別の改善例
フロント部位がびまん的に薄くなるタイプ
気の滞りが大きく影響しているため、育毛剤では限界があります。カウンセリングをして適切な手当を組み立てます。マッサージも必要です。
頭頂部から後頭部の薄毛
血からくる原因が多いです。原因によっては育毛剤の血管拡張作用だけでは効果は低いので、頭皮マッサージをマスターして、血の巡りを良くする育毛手当をしましょう。
頭頂部の薄毛
炎症、うっ血、浸潤、起炎因子などの原因を特定しないで手当をしても、治る可能性は低くなります。
血管を拡張すれば毛が生えるなどと安易に考えないでください。原因に対応する手当をすれば、頭頂部の薄毛は比較的治りやすいのです。
頭頂部の老化による薄毛
毛を育てることばかりを考えていてはいけません。毛は頭皮から育っているので、まず頭皮を育てること、回復させることから始めましょう。
時間をかければ回復するので、根気よく手当を続けましょう。
虚血性の薄毛
血の流れが抑制されているか、流れにくい状態になっています。血管拡張作用のある育毛剤で、ある程度の効果は得られますが、「血の勢い」を増す手当もしていかなければいけません。
M型脱毛、ひたいの後退の改善
ひたいの後退、M型の男性型脱毛が難しいのは、原因の特定が難しいからです。
体毛は男性ホルモンで濃くなるのに、頭皮の一部は老化して細くなるという、「同じ男性ホルモンが部位により全く正反対に作用する」という不思議なことが起こります。
その上、ひたいの毛の伸びる速度は極端に遅いので、手当の効果が判定しにくく、途中挫折組が多いのです。
また複数ある薄毛の原因を、一つ一つ除去していかなければ薄毛は良くならないので、育毛剤だけで解決することは不可能に近いのです。
ひたいの後退、M型の男性型脱毛症は特別な手当が必要ですし、使い方も違ってきます。手当の方法と使い方で効果は大きく変わってきます。
正しい手当と使い方を組み立て、効果をアップさせることが育毛への近道です。当方では症状や部位、体質を考慮して3種類の育毛剤を使い分けています。