薄毛の改善の流れ
毛はどのように増えていくか 左の写真のように画面に現れる本数=1cm四角の中に何本の毛が生えているか(基本は120〜150本)、 その毛が手当により何本に増えたかが問題です。
まず毛が太くなります
まず変化するのは「毛のコシ」で、よく立ち上がるようになります。
次に、生えている毛の伸びが違ってきます。毛の太さも太くなるので、
全体のボリュームは増えます。
しかし残念ながら、手当法や育毛剤の効果は、「ここまで」というのが多く、
それ以上は期待できない手当・育毛剤が多いことを知っておいてください。
ボリュームが増えてから毛が増えるまでは相当の開きがあります。
それを手当しているのに進行したと勘違いして、辛抱しきれなくてその手当をやめてしまう人も多いようです。
しかし、育毛には手当をしていても一時的に進行したりする「なれ」や「波」があります。
あきらめずに辛抱強く手当を続けましょう。
やがて本数が増えていきます
難しいですが、やはり「本数が増える手当」を行うには、「本数の増える機能をもつ育毛剤」を使うべきです。
毛の本数を増やすことができる育毛剤は、処方設計者の才能の他に商品の成分予算枠、
つまり効果のある成分を効くだけの分量で配合できる予算があるかどうかが関わってきます。
安い価格の商品では効果の高い成分は配合できませんし、できても微量です。
当方でも、現在は8種類の育毛剤と6種類の頭皮ローションを使い分けていますが、 こうした、手当を細分化する方法でないと、現代の複雑な薄毛はなかなか改善しないし、毛の本数を増やすことはできません。
女性薄毛の改善経過
女性なのに皮脂が多く、頭皮も赤っぽくなっており、頭頂部の密度は60%くらいになっています。
皮脂が多いので、皮脂を取らなければと脱脂力の強いシャンプーを使い、ますます薄毛を進行させた結果です。
皮脂が多い原因は、男性と女性とでは原因が違っており、男性と同じ皮脂を取る手当をしていると悪化します。
数回の施術で、頭皮や毛の色まで違ってきます。
家庭でも頭皮料と頭皮用シャンプーだけを使い、頭皮を保護しながらシャンプーしていると、女性の場合は回復が早いのです。
改善前と比較すると「別人の頭皮・髪質」といえます。
頭皮は健康でツヤのある白で、毛はいったん立ち上がってから左右に広がるため、
ボリュームが多く豊かになっています。
リンスやトリートメントを使わないため、毛質がよくなり日本人特有の真っ直ぐな黒髪に戻っています。
正しい育毛手当とは
育毛の情報はインターネット上で氾濫しており、いままでのデータを分析した結果、 改善効果が見られないケースは下記の順番です。
1.手当の間違い、過剰な手当（とくに高額な手当をしているケース）
2.寄せ集めの情報に基づく手当をしている
3.迷いから早めに手当をやめて他の手当に移る
4.中途半端な手当。（本格的な手当をしないと改善できない）
5.使い方、使う量、使う回数が適切ではない
6.体質に合っていない手当
