手当をしても抜け毛が減らないのですが?
A.手当の方法にもよりますが慢性的な抜け毛はすぐには減らないのが普通です。
抜け毛を減らすために、そっと洗ったり、シャンプーをあれこれ替えたりしないで次のことに留意してください。
1.今生えている毛はどうせ近々抜けていく毛なので、次の世代の毛を育てる育毛手当をする。
2.抜け毛が多くなるのは頭皮の環境が悪化しているから。抜け毛ばかり心配しないで、まず毛穴の内部の角化や頭皮の炎症を改善していく。
3.どのような毛が抜けているかを調べる。自然脱毛ならある程度抜けてもそれほど心配はいりませんが、毛根の先にしっぽがあったり、毛根に白いものが付着しているときは毛穴の内部の組織が角化してもろくなっているので、毛穴の内部の角化を改善する手当てをする。短小毛(細く、短く、弱々しい毛)が目立つようなら薄毛は相当進行しているし、進行は早いのですぐ本格的な手当をしましょう。
4.ダメージが大きいほど手当をしても抜け毛はなかなか減らず、2〜4ヶ月もかかるケースがあります。でも、その毛が抜けて後から生えてくる毛が今までの毛より太く寿命も長くなるような手当をすることが大切です。
5.20本抜けて薄くなっていく症状もあれば、70本も抜けても快復する症状もあります。
頭皮の快復度により、抜け毛を少なくするには育毛剤を使うよりも、頭皮を回復させるために頭皮料を使うほうが有効です。頭皮料で頭皮を回復させてから育毛剤を使えば効果的です。
抜け毛がひどい場合はシャンプーを2倍に希釈して使う方法を試してみてください。
その場合は育毛剤などは使わないでしばらく休ませてください。頭皮を休ませることも育毛です。
Q.ミノキシジル配合の製品を使っても、
うぶ毛しか生えないのですが?
A.ミノキシジルの医薬品はよく使われていますが、次のような不満がよく聞かれます。
・かぶれる、かゆみがでる。
・うぶ毛しか生えてこない、うぶ毛が育たない。
・最初は効くが、次第に効かなくなる。
まず「発毛」の意味について考えて見てください。発毛率○○%というデータは、それがうぶ毛でも生えたら発毛というデータです。しかし、皆さんが求めているのは、うぶ毛が生えることではなく、うぶ毛が硬毛にかわり太く寿命の長い毛がふさふさと育つことだと思います。だから発毛率という言葉に騙されてはいけません。
また、薬を使う頭皮の状態により効果は違います。頭皮が弱っているのに、刺激の強いミノキシジル製剤をつかってもかぶれるだけです。また、作用しても頭皮が太い毛を育てる力がないためうぶ毛しか生えないという結果になります。
だからいきなりミノキシジル製剤を使わないで、頭皮を回復させてから使うようにすればかぶれも少なくなるし、うぶ毛から硬毛になる率も増えていきます。
当方で実験した結果では、頭皮料で頭皮を回復させて、頭皮料+頭皮用シャンプー+ミノキシジル製剤を併用して使用すれば、改善率は上がるという結果がでています。頭皮料で頭皮を保護しながらミノキシジルを使うようにしてください。
Q.ひたいの後退は治りにくいというのは本当ですか?
A.ひたいの毛は老化の進行が早く、すぐ境界線を越えた不可逆的な毛(元に戻らない)の状態になります。だから早めの手当をすることと、育毛剤や頭皮料のつけ方をマスターすることが重要です。
残念ながら育毛剤に関して、効果的な使用法を指導しているメーカーがないのは残念です。
育毛剤はただつければ効くということはなく、効果的な使い方をしなければいけません。
当方では効果的な育毛剤の使い方を詳しく指導しています、ぜひマスターしてください。
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