フィナステリド(プロペシア)について
フィナステリド(商品名 プロペシア・フィンペシア等)は1997年、米国のFDAで男性型脱毛症(AGA)治療薬として承認を受け、日本では2005年に厚生労働省の承認を受けた薬です。
フィナステリドを含む製剤
日本 プロペシア フィンペシア(ジェネリック) プロスカー(前立腺肥大治療薬)
インド フィンカー フィナスト
フィナステリドの働きと作用様式
(5αリダクターゼの阻害剤としての発毛効果と抑制)
男性型脱毛症の遺伝以外の原因として、DHT(ジヒドロテストステロン)が髪の成長を阻害してしまうためと考えられています。DHTは5αリダクターゼという交換酵素によって作られますが、フィナステリド(プロペシア)はこの変換酵素の作用を阻害して、DHTの産生を抑制する働きがあります。
フィナステリド(プロペシア)について
フィナステリド(プロペシア)は男性型脱毛症(AGA)を改善し、副作用は少ないと言われています。しかし、安易なフィナステリドの服用には問題があります。
フィナステリドを服用されている方の頭皮を高感度のカメラで撮影すると、薬の作用により、頭皮と皮膚に異常が現れていることがわかります。
当方にフィナステリド製剤を服用後、身体の異常で相談に見られた方々です↓
32歳 服用1年6ヶ月
症状 肝機能の低下、湿疹
育毛クリニックと育毛サロン複数店で施術を行うとともに、プラセンタの注射を月2回、プロペシアの服用を1年6ヶ月続けていたが、健康診断で肝臓機能の悪化が判明したため、プロペシアの服用を中止。
しかしそれ以降、薬を服用する前より抜け毛がひどくなり、毛も軟毛化してしまったため来店。当方で頭皮の状態を改善するとともに、体の中からの 育毛を行ったことで、新生毛が生え、順調に改善中です。
42歳 服用8ヶ月
症状 抜け毛、湿疹
フィナステリドを服用したが、効果がないため服用を中止。その後抜け毛が増加し、皮脂の分泌も多くなりました。
現在は順調に太毛化し、新生毛も生えてきています。
32歳 服用10ヶ月
症状 下痢
2年前から頭頂部の薄毛が気になり、クリニックの勧めでフィナステリドの服用を始めましたが、下痢症状がひどくなり中止されました。
28歳 服用1年6ヶ月
症状 脱毛、体調不良
3年前より育毛サロンと育毛クリニックでフィナステリドによる治療を行っていたが、改善しないため服用を中止するも、抜け毛が30本〜50本となり、頭皮も赤くなっていました。
服用6ヶ月
症状 体調不良、吹き出物
以前は細い抜け毛が50本ほどありましたが、服用中止後に自然治癒力を回復する手当を行った結果、4ヶ月目から抜け毛が減り、頭皮の状態から改善してきました。
フィナステリドの副作用
・性欲減退 ・勃起機能不全 ・射精障害
・精液量減少 ・睾丸痛 ・排尿障害
・頻尿 ・頭痛 ・腹痛 ・下痢 ・まれに女性化乳房
禁忌
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人。また服用中は献血してはいけません。献血には、最低でも一ヶ月の休薬期間をとる必要があります。
生理学に添った育毛法で改善します
フィナステリドの服用を中止した場合、服用前の状態に髪が減少したり、毛が軟毛化してしまう可能性が高いことがわかっています。
しかし、薬の服用期間が長ければ長いほど、正常な頭皮の状態に戻すための時間もかかってしまうので、フィナステリドを服用されている方は生理学に添った正しい育毛法に取り組んでください。
*フィナステリドを服用の方は、医師の指示に従ってください
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